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トップ>カテゴリー>09都議選|09.07.01

シリーズ 09都議選 注目選挙区 =品川区(定数4)・鈴木ひろ子都議予定候補=

 看護師22年、区議10年 自民支持者も応援 

鈴木ひろ子都議予定候補 都議選告示まで約1カ月と迫った5月末、品川区の商店街振興組合の幹部が、取材に応えてくれました。「共産党の言っていることは一番筋が通っていますね。鈴木さんは人柄も良く、区議としての実績もすばらしい。頑張ってほしい人です」
区議10年の鈴木ひろ子都議予定候補(55)は、共産党の支持者だけではなく、広い層の人たちから注目を集めています。
「実行力ある政治家」として強く印象づけたのが、特養ホームの増設を実現させた力でした。
昨年7月、「特養ホームはつくらない」と言っていた区が、八潮地域に特養ホームを開設(10年度)すると発表。さらに、今後10年間の長期計画に特養ホーム増設を明記しました。区民の9回にわたる請願運動と、共産党が13回の本会議質問などで取り上げたことが実ったのです。
鈴木さんは、「特養ホームに必要な人は入れている」と増設を先延ばしする区に、百歳の人でも入所を拒否された例などを示し、入所待ちの深刻な実態を認めさせました。方針を転換させた調査と論戦は、区の担当者をうならせました
都はこの間、特養ホームの運営費を削り、用地費の補助まで廃止。特養ホームは増設しないという石原都政下での「画期的な出来事」でした。鈴木予定候補はきっぱりと言います。
 「品川での成果を、さらに都政に生かし広げたい。都政に福祉を取り戻します」

75歳以上の医療無料、認可保育園の増設 2つの署名に行列

  小雨が残る土曜日の昼下がり。買い物客が行き交う品川区の大井町駅前で、白衣姿の鈴木予定候補がマイクを握りました。看護師歴22年の鈴木予定候補の「白衣」宣伝です。「75歳以上の医療無料化」「認可保育園の増設」の署名を訴える30人の“大宣伝隊”は、ひときわ目を引きました。
  品川区では今、このふたつの署名が大きな反響を呼んでいます。武蔵小山商店街でお祭りがあった連休明け。新日本婦人の会品川支部が、認可保育所の増設を求める署名を始めました。かけつけた鈴木さんがマイクを握ります。
  途端に、若い女性から声がかかりました。「保育園増設の署名ですか? うちの子も保育園に入れなかったんです」。ベビーカーを押した男性も「署名させてください」とやってきました。次々に人が立ち止まり、列ができるほど。最初の15分ほどで、30人もの署名が集まりました。
今年、品川区で認可保育園に申し込んだ人は1589人。そのうち、約3割の488人が入れませんでした。再開発がすすむ大崎や五反田などにマンションが建設され、子育て世代が増えているのです。

打てば響くような反響

  5月の日曜日、地域の後援会員約30人が都営住宅で、「75歳以上の医療無料化」の署名を訴えました。一週間前、署名のお願いをする封書をポストに入れたうえでの訪問です。
  外では鈴木さんらが宣伝カーから訴え。一軒一軒訪ねると、「医療費がかかって大変」と、署名して待っていた70代の人。家族4人の名前を書いた署名用紙を渡してくれた人もいました。「こういうことをやってくれるのは共産党しかないですね」「頑張ってください」と激励の声も。104世帯で対話し、94人分の署名が集まりました。「打てば響くような反響だった」と言います。

事務所開きに600人

 5月24日、鈴木予定候補の地元で事務所開きがありました。参加者は他陣営も驚く600人。地元町会役員からのあいさつもあり、「地元から都議を」の熱気にあふれました。
  地元での鈴木さんの「信頼は抜群」だと言います。街頭で会っただけのアパートの家主から「家賃が入らないので行ってみたら、お金がなくて食事もとっていない」という相談があり、かけつけてすぐに生活保護申請。本人からも家主さんからも喜ばれました。
  秋田八重子さん(69)は「何事にも一生懸命。鈴木ひろ子さんのことを、地域のみんなは『よくやってくれる』と思っています。自民党の後援会役員だった人や支持者も応援。もっともっと広げなければ」と生きいきと語ります。

4年前の議席奪還

品川区はこの4年間、自民(2人)、民主、公明のオール与党で4議席を独占。前回、40年続いた議席を失った共産党が今回、「議席奪還」なるかどうか、注目される選挙区です。
  自民党は、現職ともうひとりの現職の跡を受け継ぐ区議(3期)を立てて2議席死守に必死です。「政権交代へ2議席を」と民主党は、現職と前回落選の新人が「活発な動き」。公明党は「きびしい選挙」と引き締め、全国動員をかけています。
  〝福祉のひろ子〟と言われる、鈴木予定候補の表情が引き締まります。
  「75歳以上の医療費を無料にしてほしい、認可保育園を増設し安心して子育てができるように、という署名の反響は、命を守る都政に変えてほしいという私への強い期待です。何があっても、4年前に失った共産党の議席を取り戻します」

(「東京民報」09年6月7日号に掲載)