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トップ>カテゴリー>築地移転 | 10.04.22

都が豊洲の汚染処理実験を公開 共産党都議団も視察

汚染処理実験を視察する共産党都議団地下水の処理実験施設 東京都は4月24日、築地市場(中央区)の移転予定地(中央区豊洲)の東京ガス工場跡地で実施している有害物質処理実験を初めて公開しました。マスコミ関係者や抽選(定員140人)で当選した100人余が4回に分かれて見学しました。一般公開に先立つ22日には、日本共産党都議団が実験を視察しました。
 都は実験の公開によって処理技術の有効性をアピールし、移転計画の促進を狙ったようですが、共産党都議の質問に明確な説明ができない場面が見られ、専門家からは「公開は見せかけだけで、不信は募るばかりだ」との声が聞かれました。公開したのは、大型テントの中でベンゼンなどに汚染された土を畝(うね)状に盛り、空気や栄養を加えて微生物を活性化させる施設や、地下にパイプを通しシアンなど重金属に汚染された地下水を汲み上げて浄化する装置など3カ所。
 都は3月10日、一部の技術について「確実に汚染物質を無害化できることが実証された」との中間報告をしましたが、実験前の汚染濃度などの重要なデータは、いまだ公開していません。実験結果は6月末に公表するとしています。
 参加者からは「公開したのは一部だけではないか」「実際に処理しているところを見たかったが、施設を見せられただけだった」など、失望や疑問の声がありました。築地市場の現在地での再整備を求める「市場を考える会」の山崎治雄代表も参加。「きょうの公開は、移転の既成事実をつくろうとするもので不満だ。今後発表される実験結果も注意深く見ていく」と語っています。