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トップ>カテゴリー>築地移転 | 10.04.17

中央区 「新しい築地をつくる会」が始動 区長「賑わい守る」

 中央区内の商工団体や町会、築地市場関係団体、区、議会などが参加する「新しい築地をつくる会」(会長・古屋勝彦観光協会会長)の初会合が14日、区役所内で開かれ「現在地再整備を東京都に求めていくとともに、万が一の移転に備え要望や陳情を行っていく」ことを確認しました。
  会合では築地場外市場商店街振興組合の鈴木章夫理事長が、場外市場の9割以上の店が移転に反対していることを紹介。「立派な市場ができ広くなっても、お客や取扱量が減っている所もある。市場の機能が変わってきて、スーパーなどの市場外流通が多い。移転に仲卸が反対するのは当然だ」と発言しました。
  日本共産党のおぐり智恵子区議は、党区議団の「区民アンケート」(12日現在360通)でも66%が移転反対だと紹介し、知事部局設置の現在地再整備の検討組織に具体的検討をさせるために全力をあげる必要を強調。会として再度、知事、都議会各会派、国に申し入れるよう提案しました。
  矢田美英区長は「市場を残してほしいという意見は同感。都の予算は通ったが不明な点も多々ある。6月には土壌汚染の実験結果を出すというが、これも科学的に検証する必要がある」と指摘。「上野動物園を超える観光地にもなっている築地を、売却し乱開発されては困る。何としても築地のにぎわいと活気を守っていく」とのべました。
  「つくる会」は、99年11月に都が築地市場の豊洲移転を打ち出した際、町会、関係団体、区議会、区が一体となって立ち上げた「築地市場移転に断固反対する会」を、06年2月に改組したもの。4年間1度も開かれませんでしたが、移転関連予算が都議会で可決されたことを受け、急きょ開会しました。