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08年都民の消費支出 2年連続落ち込む 都の生計分析調査で分かる

 08年の都内全世帯の消費支出は、一世帯当たり年平均1カ月間320583円で、前年に比べ物価変動を除いた実質で3.0%減少したことが東京都の生計分析調査のまとめで分かりました(08年年報「都民のくらしむき」)。06年から2年連続の落ち込みで、不況の影響が大きいと見られます。この調査は、都が都民の暮らし向きを明らかにすることを目的に実施しているもので、都内に住む2人以上の世帯(792世帯)を対象に、家計における収入と支出を調査します。
 消費支出の落ち込みは、勤労者世帯が実質で前年に比べ1.8%だったのに対し、年金生活などの無職世帯(世帯主が無職、平均世帯人員2.35人、世帯主平均年齢72.7歳)は7.2%と激しくなっています。無職世帯の実収入を見ると、年金など社会保障給付が146882円で83.2%を占めています。可処分所得は145680円で、前年に比べ実質16.1%減少。この間の高齢世帯への負担増の影響が見て取れます。無職の高齢者世帯(平均世帯人員2人、世帯主平均年齢74.9歳)に限ると可処分所得は157686円。一方、消費支出は261468円で103782円の不足となっており、預貯金の取り崩しで補っていると考えられます。