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「元気になる」反響呼ぶアンパンマンマーチ

東日本大震災関連|11/04/16

やなせさんのエールが書かれた色紙 東日本大震災の直後、被災地に向けTOKYO FM系列のラジオ局を通じて流れた人気アニメ「それいけ! アンパンマン」のテーマソングが、「心にしみる」「子どもたちが元気になれる」と反響を呼んでいます。作詞した原作者で漫画家のやなせたかしさん(92)=新宿区=も被災者へのメッセージを寄せました。公式サイトでは、直筆のイラストやアンパンマンのキャラクターによる支援の動画を発表し、エールを送っています。
 「そうだ うれしいんだ 生きる よろこび」で始まるアンパンマンのテーマソング。アンパンマンは、やなせさんがかつての戦争で兵隊として戦場に出たときの「食べられなかった」辛い体験から誕生。テーマソングは自分を力づけるために作った歌です。
 メッセージでやなせさんは「元気づけられている人がいるのなら、うれしい」とのべ、「生きていることが大切なんです」と被災者を力強く激励しています。
  「今日まで生きてこられたなら、少しくらいつらくても明日もまた生きられる。そうやっているうちに次が開けてくるのです。今回の震災も永遠に続くことはありません」
 「アンパンマンは、いつもニコニコ顔ではありません。げんこつを握りしめ、戦う姿勢です。地震と戦うことはできないけれど、自分自身の中にある弱い心をやっつけてしまいなさい、というアンパンマンのメッセージです」
 そして、子どもたちへのメッセージです。
「こんな大きな地震は初めての体験だろうし、すごく怖がっていると聞いています。でも、とにかくくじけないで。きっとアンパンマンが助けにいくからね」
 やなせさんは、アンパンマンを・世界最弱・のヒーローだといいます。ちょっと汚れ、雨にぬれただけでも助けを求めるアンパンマン。しかし、いざというときには自分の顔をちぎって食べてもらう。そして戦います。みんな弱いけど、そうせずにはいられないときがある、みんなでがんばろう―。やなせさんは、そういっているのです。  
  
色紙は「やなせスタジオ」提供
             =「東京民報」2011年4月10日号から =

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