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トップ>都議会報道 |08.09.21

海外視察報告書 民主党の盗用 新たな部分で発覚 

 都議会民主党の海外視察報告書に「盗用」が見つかった問題で、報告書の他の部分にも盗用の可能性があることが11日、明らかになりました。共産党都議団が都議会運営委員会で指摘しました。
  この問題は、民主党の都議会議員が06年10月にブラジルを視察した際の報告書のうち、総括部分の約4ページが、日本貿易振興機構(JETRO)職員が書いた論文とほぼ同じものだったというものです。
  今回、新たに問題が見つかったのは、報告書のうち「東山(とうざん)農場」を視察した際の1ページ分です。東山農場の社長執筆のレポート「東山農場~80年の歴史とさらなる飛躍を目指して」と、主要な部分の言い回しが同じでした。
  このレポートは、先に盗用が見つかったJETRO職員の論文と同じく「ブラジル特報」(05年11月号)に掲載されていました。
  東山農場についての文章のうち、「地方豪族が、1978年にポルトガル皇帝より6400㌶の農地所有を認められ、創設したのが原点」「第二次世界大戦中には敵国の資産として一時期ブラジル政府に接収された」など、3分の2ほどがレポートとほぼ同じ書き方になっています。
  総括部分に加えて実際に現地に行った感想を書く部分にまでも盗用が見つかり、改めて現地まで行く意味があったのか、視察の必要性が問われることになります。
  共産党の指摘に対し、民主党側は「レポートは見ていない」としていますが、インターネットに載ったレポートなどを参考にした可能性などは否定していません。
  議会運営委員会では共産党の吉田信夫幹事長が、民主党側が今回の視察費用を返還することや、本会議場で謝罪することなど、今回の問題の責任を明確にするよう求めました。